もう、私の胸を叩くのをやめておくれ。 私の胸はもうお前にすべてをやって 薄皮ばかりになってしまったのだから。 私の腕の中で、なにひとつお前を理解できない。 裏切られているのか、 それともそんな約束は、 最初の日からありもしないのか。 私が求めるようには返ってこない、 その、ものの名は、あまりに陳腐な食べ物なのだ。 胸にはかつてあふれていたが ついにお前の口には入ることはなかった。 胸を開くたび、お前は口を閉じて お前も私も、その食べ物で腹を満たす事はなかった。 蜜月は終ったのだ。 ただ、腕の中でお前はあばれ、 私はひとりごとのように話し掛ける。
by diamonds-pearls
| 2004-11-29 21:46
| poetry
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